2007年03月19日

イメージを形に

フジテレビ739で放送中の「デジ絵の文法」を見る。

自分は絵が描ける人ではないので、番組で紹介されているような技を知っても、ただ興味深く感じるというだけであって、それ以上、何かの役に立つわけではない。
しかし「頭の中に仕上がりのイメージがあってそれを形にする」というような説明を聞いたとき、なんだか一種の親近感というか、懐かしさのようなものが込み上げてきた。

私の母国語は音楽なので、話をそちらの畑に置き換えると、とてもわかりやすい。
プロの絵師さんの「製作時間○時間」というのは、私のような一般人から見れば、全くの魔法である。自分が出来合いの絵をトレースしたって、そんな時間で見られるものはできやしない。
しかし音楽ならば、先に「出したい音」が頭の中にあって、それに近付けていく過程の作業は、それなりの訓練をした人にとってはある意味自明なものであるし、また、過去にそれが周囲の人には不思議と映っていたことも知っている。

私ももう少し作曲ができればいくらか潰しがきいたのかもしれないが、いかんせんプレイヤーの領分を出られそうな気配がなかったので、今のご時世、あのまま音楽を続けていたとしても、所詮は結婚式場の専属奏者かカラオケの打ち込み屋さんぐらいがいいところだったに違いない。
そう考えると、やはり職業にすることを諦めたのは正解だったかなと思う。趣味としてやるなら、カラオケ程度の打ち込みだって、きっと楽しいだろう。
今はそんな余裕もないところがちょっと悲しいけど。

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posted by ばうむ at 16:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | [生活]